元祖ゾンビ映画「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」を鑑賞しました。
ホラー映画好きを自称しているのに、観たことがありませんでした…。
ゾンビ映画の礎となった作品の、意外な内容を紹介します!
結論
- 意外と賢い
- 意外と速い
- 意外とふつう
- 意外とジャンプスケアもある
- 古典と現在の境目的な作品
- まさかの放射線
- 伝説の食事シーン
- 守るか攻めるか究極の選択
- 意外なエンディング
はじめに
『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』(原題:Night of the Living Dead)は、1968年公開のアメリカのホラー映画です。
今や古典となったゾンビ映画の第一作。死者が蘇り生者を襲い肉を食べるというプロットは、ホラー映画に新しい定義を作り、多くの亜流を生むこととなった歴史的作品。
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一軒家に立て籠もった7人の男女と怪物の死闘というストーリーは、さして目新しいものではないが、ロメロの客観的で冷徹な演出と白黒画面が醸し出す恐怖感は他の追従を許さない
正にゾンビ映画の元祖にして最高傑作と言える作品。
意外な内容や魅力を紹介します。
意外と賢い
今作のゾンビは「意外と賢い」です。
車の窓ガラスを石で割ったり、明かりを破壊したりするほど知的でした。
肉を求めてうろつくだけでなく、目的のために道具を使うほどの賢さを持っています。
意外と速い
そして、「意外と速い」です。
主人公が走って逃げても追いつくし、先述した石でガラスを割る動きや、人を襲う時の動きはかなり俊敏です。
意外とふつう
「意外とふつう」とは、見た目が普通といことです。
服装はキレイ目のゾンビが多かったです。特殊メイクもあまりないです。
しかし、後半は裸のゾンビも出てきました笑
意外とジャンプスケアもある
結構「ジャンプスケア」もあります。
いきなり音や映像を切り替えて驚かせる手法です。
ビクッとなるシーンが三度ほどありました。ぬるっとしたゾンビ映画というだけでなく、刺激的なシーンもあります。
古典と現在の境目的な作品
1968年は「古典映画と現在よりの映画の境目」だったのかもしれません。
同年作品には「2001年宇宙の旅」「猿の惑星」「 ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウェスト」「大怪獣ガメラ」
など、SFやウエスタン、特撮においても、転換となるような映画がたくさん公開されました。
新たな種類のホラー、怪物映画として、「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」もその転換期の重要な作品のひとつと言えます。
まさかの放射線
今作ではキチンと人々のゾンビ化の原因が語られています。ずばり「放射線」です。
NASAが打ち上げた金星周回衛星が放射線を垂れ流しており、それが人体になんらかの影響を及ぼし、凶暴で人肉を求めるようになってしまう。
という設定がありました。
「お墓からボコーン!」ではないのですね。意外でした。
伝説の食事シーン
私の中で「伝説」となりました。このシーンはかなりいいですよ…。
この映画の中で一番ゾッとしました。
恐らく牛や豚のホルモンを使っていると思われますが、生肉を貪る様子がかなり気味悪いです。
近年の映画でも、ゾンビの食事シーンをここまでのクオリティで見せることはないのではないでしょうか。
それくらい素晴らしいシーンです。
地下で守るか地上で攻めるか
もしゾンビに襲われて、立てこもることになったら「地下にこもるか、地上で脱出を試みるか」という究極の選択はこちらの作品が元祖です。
しかも、ハッキリ明暗が分かれます。ゾンビ対策はこれでばっちり笑
意外なエンディング!
エンディングが「超意外」でした。
具体的な内容は控えますが、「きっちり完結」「しっかり着地」をして終わります。
ゾンビ映画では珍しいです。私は好みでした。
最後までお読みいただきありがとうございます!
ロメロゾンビ映画なので、何か比喩もあるのでしょうが、今回はストレートな見どころを紹介しました。
白黒ですがかなりおすすめです。
こちらの作品はAmazon Prime Videoで観ることもできます!
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