夏も終わりに近づいて参りました。
みなさま、今年の夏はホラーや怪談、オカルトを堪能されましたでしょうか。
私はこの夏、映画以外にも、ホラー小説に挑戦しました。
人生初めてのホラー小説だったかもしれません。
こちら澤村伊智さんの「ぼぎわんが、来る」を読み、そこから同シリーズの「ずうのめ人形」「 などらきの首 」「ししりばの家」を読み進めました。
さらに「予言の島」を読み、そこから小説内に登場した作家、三津田信三さんの「忌館 ホラー作家の棲む家」を読みました。
また現在は秋竹サラダさんの「祭火小夜の後悔」を読んでいます。
これらの作品から、怪談やオカルトの恐さについて学んだことがあります。
中でも今回は【都市伝説】に関する一考察をお伝えします。
都市伝説とは
都市伝説といえば、誰もが少年少女時代に一度は畏怖したり、楽しんだりしたことがあるのではないでしょうか。
「トイレの花子さん」「てけてけ」「鹿島さん」「口裂け女」「ターボババア」などなど、様々な種類がございますね。
ここからは、そんな都市伝説の本当の恐さについて解説します。
都市伝説の本当の恐ろしさ
都市伝説の恐ろしさというのは、その広がり方や伝染のしかたにあります。
都市伝説の怪談自体は、それほど恐いものではありませんよね。しかし…、
①誰が話したかわからないし、実際に存在しないであろう噂話が、驚異的な速度と規模で広がっていくという恐さ。
②また、都市伝説を信じるあまり、霊障ようなものを受け、不調を感じる人が発生してしまうという恐さ。
この②点こそ、都市伝説の恐さと魅力なのであります。
有名な「お岩さん」の怪談
四谷怪談で有名な怪談「お岩さん」
歌舞伎や、舞台、映画などで上映されることが多いこちらの怪談です。
これらの公演や撮影に関わった人は、だれかしら不幸に合うといういわくがあることをご存じでしょうか。
そのため、現在でも、歌舞伎や舞台の公演前には、お祓いや、お岩さんのお墓参りを欠かさないのだとか。
しかし…
不幸なお岩さんは存在しない
お岩さんは実際のところ、人物として存在はしたそうですが、特段不幸な死を遂げたり、悲惨な目にあったりはしていないそうです。
そうであるにも関わらず、「お岩さん」の幽霊は、人々の心の中で大きな畏怖の対象となり、信じるあまりに呪いのような出来事まで引き起こしているのです。
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今日の恐学
最後までお読みいただきありがとうございます!
都市伝説の本当の恐さや魅力についてお伝えしました。
もし、都市伝説が恐くてたまらないというあなたは、あえて掘り下げてみるといいかもしれません。
あの「お岩さん」ですら、創作です。
オカルトを本気で信じる母数が多いからこそ、恐怖も比例して大きくなるというお話でした。
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