『ランボー/怒りの脱出』初作とは違う理由は脚本の変更!

アクション・パニック映画

映画『ランボー/怒りの脱出』をアマゾンプライムビデオで鑑賞しました。

『ランボーシリーズ』の第二作目にあたる作品なんですが、割と前作と趣が違うんですよ。

ダニー
ダニー

同じようなアクション映画なんじゃないの?

bitotabi
bitotabi

結構違う。こっちの方がアクションが派手なのと、人間ドラマの方に重きを置いている感じがあってランボーの人間っぽさが出てて面白いんだ。そして、それにはちゃんとした理由があるんだな。

映画の概要

『ランボー/怒りの脱出』(原題: Rambo: First Blood Part II)は、1985年に公開されたアメリカのアクション映画で、シルヴェスター・スタローンが主演を務めました。前作『ランボー』の続編で、ジョージ・P・コスマトスが監督を務め、脚本はスタローンとジェームズ・キャメロンが担当しました。

あらすじ:前作で大事件を起こし服役中のジョン・ランボーは、元上官のトラウトマン大佐から特赦と引き換えに極秘任務を依頼される。その任務とは、ベトナム戦争中に行方不明になった捕虜の存在を確認することであった。ランボーはCIAのマードックの支援を受けてベトナムに潜入するが、捕虜を発見した際にマードックは救出を中止し、ランボーを見捨てる。ランボーは捕虜を救出し、敵に反撃を開始するのだった。
bitotabi
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ここから、『ランボー/怒りの脱出』が前作と趣が違う理由を解説しますね。

監督と脚本の変更

前作『ランボー』の監督であるテッド・コッチェフは続編の監督を務めませんでした。代わりに、ジョージ・P・コスマトスが監督に選ばれました。コスマトスはアクション映画の経験が豊富で、スタローンと良い協力関係を築くことができました。

脚本については、ジェームズ・キャメロンが最初の草案を書きましたが、スタローンがその後大幅に修正を加えました。キャメロンは当初、より多くのアクションシーンとテクノロジーを取り入れた脚本を書いていましたが、スタローンはキャラクターの感情やドラマに焦点を当てるために変更を加えました。この結果、映画はより人間味のあるストーリーとなり、ランボーの個人的な葛藤や成長が強調されました。

bitotabi
bitotabi

キャメロンの影響かと思いきや、スタローンのアイデアだというのが面白いですよね。

ダニー
ダニー

僕さ、あのCIA長官の人の意図がよく分かんなかったんだよね。

 

bitotabi
bitotabi

ちょっと複雑だよね。じゃあ次はそこを解説しようか。



マードックの意図

今回ランボーが任務を受けたのは、CIA長官のマードックから。

任務の内容は、ベトナム戦争から10年以上が経過した今なお囚われている戦争捕虜の証拠写真を撮影して帰ることでした。

マードックの真の目的は、捕虜がいないことを証明し、政府にとって都合の良い結果を得ることだったのです。

捕虜の存在が確認されると、政府にとって多大なコストや政治的な問題が発生するため、マードックは捕虜の存在を隠蔽しようとしたんですね。

だからランボーが救出しようとするのを固く拒んだのであります。

ダニー
ダニー

なるほど!そういうことだったのか!

 



ロケ地

映画の主要な撮影はタイで行われました。

特に、ジャングルシーンはタイの自然を利用して撮影されました。

これは、1980年代のアメリカとベトナムの関係がまだ緊張状態にあったため、ベトナムでの撮影が現実的ではなかったことが一因です。

また、タイの風景がベトナムに似ていることも理由の一つです。

ジャングルでの撮影は非常に過酷で、湿度や気温の高さ、虫や野生動物、地形の難しさなど、多くの挑戦がありました。

ジュリア・ニクソンの背景

本作のキーキャラクターであるコー・バオを演じたジュリア・ニクソン。

ベトナム人を演じた彼女ですが、実際は1958年9月11日にシンガポールで生まれました。

彼女の父はイギリス人、母は中国人です。

幼少期に父を亡くし、その後母はアメリカ人男性と再婚しました。

ニクソンはシンガポールのアメリカンスクールに通い、ハワイ大学に進学。

彼女は『ランボー/怒りの脱出』で映画デビューし、一躍有名になりました。

その後も多くの映画やテレビドラマに出演し、特に1980年代から1990年代にかけて活躍しました。

彼女のキャラクターは、ランボーの人間らしさを強調していると言えます。続く『ランボー3/怒りのアフガン』でも、ランボーは彼女からもらったネックレスを身に着けていますしね。

ベトナム兵のキャスト

ジュリア・ニクソンだけでなく、『ランボー/怒りの脱出』でベトナム兵を演じた俳優の多くはベトナム人ではなく、実際にはアジア系アメリカ人やタイの俳優たちでした。

具体的な俳優名については、映画のクレジットやキャストリストに記載されていますが、主要なベトナム兵役の俳優としては、以下のような方々がいます。

ジョージ・チョン:彼は映画でベトナム兵の一人を演じました。

スティーブン・ウィリアムズ:彼もベトナム兵役で出演しています。

これらの俳優たちは、映画のリアリティを高めるために重要な役割を果たしました。

 



撮影時期

『ランボー/怒りの脱出』は『ロッキー4』の前に撮影されました。

『ランボー/怒りの脱出』は1985年5月に公開され、『ロッキー4』は同年11月に公開されました。

シルヴェスター・スタローンはこの2つの映画の撮影をほぼ連続して行っており、どちらも1985年に公開されたことで、彼のキャリアにおいて非常に忙しい年となりました。

ちなみに蛭のシーンは本物を使っているそうです。

今日の映学

最後までお読みいただきありがとうございます!

『ランボー/怒りの脱出』の撮影裏話や、設定について解説しました。

bitotabi
bitotabi

初作とはまた違った、ドラマチックな面白さがありますよ。

ダニー
ダニー

アクションも1より派手だしね!

 

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