ロボットと犬の思い出の曲『September』の歌詞を詳しく解説

9月に踊ったことを覚えてる？

『ロボット・ドリームズ』で二人にとって大事だった、思い出の曲、『September』について解説する記事です。

二人が踊ったり、ロボットが口笛を吹いたり、クライマックスでかかったりと、とても印象的だったのではないでしょうか。

『September』は、Earth, Wind & Fireが1978年11月にリリースした曲で、すぐに大ヒットしました。この曲は、アルバム『The Best of Earth, Wind & Fire, Vol. 1』に収録されており、アメリカのR&Bチャートで1位、ビルボードHot 100で8位、イギリスのシングルチャートで3位を記録しました。

Do you remember the twenty first night of September?
Love was changing the minds of pretenders While chasing the clouds away
9月21日の夜を覚えてる？
愛が偽りの心を変え、雲を追い払っていた

Our hearts were ringing 
In the key that our souls were singing. 
As we danced in the night, remember 
How the stars stole the night away
僕らの心は鳴り響いていた 
魂が歌う調べに合わせて 
夜に踊ったあの時を覚えてる？ 
星たちが夜を奪い去ったように

Ba de ya 
Say do you remember
Ba de ya 
Dancing in September
Ba de ya 
Never was a cloudy day
覚えてる？
9月に踊ったことを
曇った日なんてなかったよね

My thoughts are with you 
Holding hands with your heart to see you 
Only blue talk and love, remember 
How we knew love was here to stay
君との思い出 
手を繋ぎ心も繋がった 
ただ甘い言葉と愛だけを　覚えてる？ 
ここに愛が永遠にあると知っていた

Now December 
Found the love we shared in September 
Only blue talk and love, remember 
The true love we share today
今は12月
9月に見つけた愛を思い出す 
ただ甘い言葉と愛だけ、覚えてる？ 
今日は本当の愛を分かち合おう

Ba de ya say
Do you remember
Ba de ya dancing in September
Ba de ya
Ever was a cloudy day
覚えてる？
9月に踊ったことを
曇った日なんてなかったよね

There was a 
Ba de ya 
Say do you remember 
Ba de ya 
dpancing in September 
Ba de ya 
Golden dreams were shiny days
覚えてる？
9月に踊ったことを
輝く日々の輝く夢を

The bell was ringing, 
Our souls were singing 
Do you remember 
Never a cloudy day
ベルは鳴ってるよ
僕らの魂は歌ってるよ
覚えてる？
曇った日なんてなかったろ

There was a Ba de ya
Say do you remember 
Ba de ya 
Dancing in September
Ba de ya 
Never was a cloudy day
覚えてる？
9月に踊ったことを
曇った日なんてなかったよね

There was a Ba de ya 
Say do you remember 
Ba de ya dancing in September 
Ba de ya- 
Golden dreams were shiny days
覚えてる？
9月に踊ったことを
輝く日々の輝く夢を

Ba de ya de ya de ya Ba de ya de ya de ya Ba de ya de ya de ya De ya

Ba de ya de ya de ya Ba de ya de ya de ya

作られた背景

『September』は、バンドのギタリストであるアル・マッケイが作曲し、モーリス・ホワイトとアリー・ウィリスが作詞しました。曲の制作は1978年9月に行われ、ウィリスはホワイトが使った「ba-dee-ya」という歌詞に最初は戸惑いましたが、最終的にはそのまま採用されました。この曲は、バンドのベストアルバムに新曲として追加され、アルバムの売り上げを伸ばすためのものでした。

ディスコミュージックとしての評価

『September』は、ディスコ、ファンク、R&Bの要素を融合させた楽曲で、そのキャッチーなメロディーとリズムが特徴です。この曲は、ディスコミュージックの黄金時代を象徴する一曲であり、ダンスフロアでの定番曲となっています。また、結婚式やパーティーなどのイベントでもよく演奏される人気曲です。

豆知識

• 『September』は、2018年にアメリカ議会図書館の「国家録音登録簿」に追加されました。
• 曲中の「21st night of September」という歌詞は、特定の意味を持たず、単に歌詞の響きが良かったために選ばれたと言われています。

　

映画での使われ方

和訳をご覧になられれば分かると思うんですが、この曲って、初めから過去を振り返る内容になってるんです。

そして今は12月であることが分かるんですよね。つまり二人は今一緒に居ない、または居たとしても9月の頃に比べると愛が燃えていることはないということが分かります。

私はこの曲の歌詞について、映画を観る前から知っていたので、

「ロボットと犬は、最後は分かれることになるのかもしれないな」

と予感していました。

楽しかった思い出は胸に閉まって、今は互いの道を歩み始める。そういったストーリーにピッタリですよね。

　

X（旧Twitter）はこちら
https://twitter.com/bit0tabi
Instagramはこちら
https://www.instagram.com/bit0tabi/
Facebookはこちら
https://www.facebook.com/bit0tabi/
noteはこちら
https://note.com/bit0tabi