「シェラ・デ・コブレの幽霊」をアマゾンプライムビデオで鑑賞しました。
これまで、鑑賞の難しさ故に、幻の映画として、メディアに取り上げられたことがあります。
また、その恐ろしさから、多くのホラー映画監督に影響やトラウマを与えたとされる、作品です。
そんな幻の名作がアマゾンプライムビデオで見放題。観るっきゃない。
わたしもずっと観たかった作品です。
観た感想をネタバレなしでお伝えします!
はじめに
「シェラ・デ・コブレの幽霊」は1964年にアメリカで公開予定だった作品です。
あらすじ
著名な建築家ネルソン・オライオンは、心霊調査員というもうひとつの顔を持っていた。ある日、盲目の資産家ヘンリー・マンドールから「死んだはずの母親から毎晩電話がかかってくるので調査して欲しい」という依頼が舞い込む。調査のため、ヘンリーの美しき妻ヴィヴィアと共に母親の眠る納骨堂に行くと、棺の蓋は開き、そばには電話が置いてあった。その時、恐ろしげな女の幽霊が現れて禍々しい悲鳴を浴びせ、ヴィヴィアはショックのあまり気絶してしまう…
Wikipediaより引用
幻とされる理由
あまりに恐ろしい映像描写ゆえに試写会で体調を悪化させる者が続出したため、公開がお蔵入りになったと言われています。
劇場公開はお蔵になったものの、フィルムの貸し出しはされ、日本では日曜洋画劇場や地方局で数回放映されたのみで終了しました。
少年時代にその放映を観た人が「探偵ナイトスクープ」に「あの恐ろしい映画は何だったのか…」と調査を依頼したことで、めったに観ることのできない幻の作品として世に知られるようになったという訳です。
私もこの「探偵ナイトスクープ」の放送を観て以来、ずーっと気になって今に今にいたります。
(Amazon Prime Videoさん、どうもありがとう。)
幻のホラー映画の感想
それでは、ここからは幻とされる作品の感想を述べていきます!
なるべくネタバレはしませんので、これから鑑賞される方や迷っている方もご安心ください。
そんなに見た目は怖くなかった
まず、一番気になる試写会で体調を悪化させる者が続出したほどのお化けの見た目ですが、
こちらはそれほど怖くなかったです。
私としては、扉を開けた時のレザーフェイスの方が怖いように思いました。
しかしながら…↓↓↓↓↓↓↓↓
叫び声が合わさるとめちゃ怖い
お化けの登場の際には、もれなく「叫び声」もセットでついてきます。
シャウト系のこの声が合わさると、非常に不快で怖ろしい。
トラウマも納得でした。
内容もめちゃ面白い
そして、怖いだけでなく、内容がかなり面白かったです。
幽霊かどうか、論理的に疑ってかかるあたりが、古臭さがなくてかなりいい感じです。
「死霊館シリーズ」の調査的なアプローチがとてもいい。
幽霊に対して、論理や理由、背景をもって向き合っていくのは、日本のホラーにかなり似ています。
やはり、影響大ですね。
今日の映学
最後までお読みいただきありがとうございます!
「シェラ・デ・コブレの幽霊」が幻の映画と言われる理由や、作品の素晴らしさについて解説しました。
ホラーファンなら一見の価値あり。めちゃ面白いです。
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