私の大好きな映画『シャイニング』。
めちゃくちゃ怖いホラー映画として有名ですが、スタンリー・キューブリック監督のこだわりぬいたカットや音楽の美しさもまた有名な本作。
あまりセリフで多くを語る映画ではないので、様々な考察をされる映画なんです。
今回はあるワンシーンの不思議についてお伝えします。
…怖くない?
大丈夫。怖くないよ笑
まずはこちらの写真をごらんください。
ジャックのもとにウエンディが訪れるシーンですね。
ジャックはタイプライターで小説を執筆中なので、用がないなら話しかけるな!とウエンディを厳しく叱責する場面です。
そして、次の写真がこちら。
お気づきになられましたか?
「全然分からん!ニコルソンの顔以外に何が違うねん!」
という方のために、並べてお見せしましょう。
ジャックの後ろをよくご覧ください。
椅子と机が消えているんですよ。
このシーンは間違いなく映画の中では繋がっているシーンです。
一体なぜ…?
これに関しては諸説あります。
①スタッフが置き忘れた説
キューブリック監督は何度もリテイクすることで有名なので、このシーンも何度も撮ったに違いありません。
日をまたいで撮影した可能性もあるので、スタッフが置き忘れたという説が一つ。
②セット全焼説
厳密にはこれも置き忘れた説と同じなんですが、『シャイニング』の撮影現場は照明でめちゃくちゃ暑かったんだそうです。
その影響で一度火事になったらしいんですよね。
で、一度セットを作り直す必要があった。その過程で、椅子と机のセットを失念したか用意できなかったという説。
③ちゃんと意味ある説
最後はただのヒューマンエラーではなく、何かしらの意味があるという説です。
キューブリック監督は完璧主義ですから、あんなミスをするのは考えにくいっちゃあ考えにくいんですよね。
だから何かしら意味があると。
このように考察させるためにあえて無くしたのか。
激昂するジャックと合わせてホテルが姿を変えたという意味を含んでいるのか。
どちらかはウエンディの妄想なのか。
などなど、いろいろ妄想が膨らみますね。
最後までお読みいただきありがとうございます!
『シャイニング』の不思議なシーンについて解説しました!
観れば観るほど奥が深い。大好きな作品です。
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