overlook hotel July 4th ball 1921
スタンリー・キューブリックによるホラー映画『シャイニング』。
この作品、鑑賞したことがある人だったらお分かりかと思うんですが、ラストが不思議なんですよね。
1921年のオーバールックホテルのパーティの様子を写した写真のアップで幕を閉じます。そして、そこにはなんとジャックが写っていると。
あれだけ観ると、いったいどういうことか分からない。
いろんな解釈ができちゃうもんねぇ。
キューブリック監督はもう亡くなっていて、『シャイニング』の不明瞭な部分については多くを語らずに逝ってしまったので、結論に関してははっきりしません。
そこで、今回の記事では、『シャイニング』のラストについて私なりに考えた考察を述べていきたいと思います。
説1 ジャック輪廻転生説
最後の写真に写っていたジャックは別人であり、既に亡くなっている人物。
ジャックは、輪廻転生して、ホテルの管理人を何度も何度も繰り返していると。
この説に関しては、キューブリック監督本人が語っていたという噂もあります。
キリスト教の考え方に輪廻転生はありませんが、キューブリック監督は無神論者なので、こういった解釈を自分なりに考えたのかなと。
でも、外見もそっくりのまま転生するんであれば、面接の段階で「おやっ?」となりそうなもんですが笑
そのあたりのツッコミは野暮というものでしょう。
説2 亡霊の一員になった説
これはこれで有力な解釈だと思うんです。
ホテルに心も魂も取り込まれてしまったという。
この説が有力であるポイントは、続編の『ドクタースリープ』に、ジャックが登場するという点にあります。
これこそ、ジャックがホテルの亡霊の一人になってしまったという、何よりの証拠ではないでしょうか?
説3 ただのそっくりさん説
ただただジャックが、かつての管理人に似ていたからホテルに気に入られたという説です。
これは、薄いですね笑
でも、よく似ているからとか、先祖だからとか、そういう理由で幽霊に気に入られてしまうという話もそれなりにあります。
また、映画版の『シャイニング』では、オーバールックホテルのある場所は、白人がインディアンを侵略したことにより忌み地となっている描写が多々あります。
そこいくと、先祖的な解釈でジャックが呪い殺されるというのも、あながち間違った解釈ではないのかも…?
今日の映学
最後までお読みいただきありがとうございます!
映画『シャイニング』のラストシーンについて、私なりの考察を3つお伝えしました。
あなたはどの説を推しますか?
他の解釈があったら、ぜひコメント欄やDMで教えてね!
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