葬儀とバイクのシーンは何と…!
映画『死亡遊戯』を鑑賞しました。
ブルース・リー主演の作品です。
『燃えよドラゴン』でお馴染みのアクションスター、ブルース・リー。
この作品はかなり癖のある作品なんです!
どんな映画なの?
死後に公開された作品
『死亡遊戯』は、ブルース・リーの死後に公開された作品です。
『燃えよドラゴン』(1973)が世界的なヒットとなり、爆発的な人気を博したのですが、その公開直前に亡くなっていました。
ブルース・リーの人気は冷めることなく、没後5年後の1978年に公開されたのが『死亡遊戯』です。
それまで撮りためていた未使用のシーンをエンディングに据えた作品なんですね。
そのエンディングに向かって物語を新たに撮影しているんです。
亡くなっているのに一体どうやって…?
代役で最後まで繋ぐ
『死亡遊戯』は、そのほとんどをブルース・リーの代役が演じています。
韓国出身のアクション俳優タン・ロンをメインに、ほかにもユン・ピョウやアルバート・シャムが代役を担当したシーンもあるそうです。
だから、サングラスしてるシーンとか、後ろ姿ばっかりなんですよね笑
冒頭の鏡のシーンは、かなり笑えます。
メタな演出
本作の主人公はビリー・ローというアクション俳優。
ほとんど実在のブルース・リーと同じような役を演じるというややメタな設定になっているんです。
『怒りの鉄拳』や『ドラゴンへの道』の実際のカットも登場するので、ブルース・リーファンとしては結構楽しめます。
葬儀のシーンに注目
本作では、ビリー・ローの葬儀のシーンがあります。
なんと、そのシーン、ブルース・リーの葬儀の実写フィルムなんです。
これまた、ブルース・リーファンとしてはグッとくるものがありますよね。
ちなみに変わったタイトル『死亡遊戯』の理由はここからきており、『怒りの鉄拳』のラストシーンの撮影中に殺されたかと思いきや、生きていたからです。
黄色いつなぎ
ブルース・リーをイメージする時は、あの黄色いつなぎが思い浮かぶ方が多いのではないでしょうか。
彼を象徴する黄色いつなぎは、本作からうまれています。
クライマックスでしっかり堪能できるのですが、バイクに乗ってヘルメットを被るシーンもあります。
ヘルメットは、もちろん代役の顔を隠すためなんですけど、ここからキル・ビルのユマ・サーマンの名シーンが生まれたんですね。
あと、ブルース・リーが履いているのはアシックスのスニーカーなんですが、代役の時はアディダスです。
クライマックスは圧巻
本物のブルース・リーが演じている五重塔でのクライマックスアクションはかなり見ごたえがあります。
というか、ここから観るだけでいいです。
ヌンチャクのシーンからは本物が演じています。
最大の敵は元NBA選手のカリーム・アブドゥル=ジャバーです。
添付画像を観ればおわかりいただけると思いますが、めっちゃデカいです。
ブルース・リーは172㎝ありますからね。
今日の映学
最後までお読みいただきありがとうございます!
ブルース・リーの『死亡遊戯』について解説しました。
ツッコミどころも満載ですが、意外と影響の大きい映画です。
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