父の「やさしさ」、大事なモノを守れる「つよさ」を兼ね備えた英雄。
赤いマフラーなびかせて仮面ライダーは今日もゆく。
映画「シン・仮面ライダー」を鑑賞しました。
私は仮面ライダーファンというわけではありませんが、非常に楽しんで鑑賞することができました。
(ただ、庵野秀明監督の作品の大ファンではあります。)
「シン・仮面ライダー」は、庵野秀明監督ファンでなくとも、仮面ライダーファンでなくともきっと楽しむことができる作品です。
今回の記事では、「シン・仮面ライダー」の「シン」な見どころを5つ解説いたします。
「シン」な見どころ????
そう、これまでの作品にはない、「シン」な見どころだよ。
特にキャストについてはかなり詳しく解説を。
※少しだけストーリーの内容に触れる部分がございますので、未見の方はご注意ください。
豪華すぎる出演者が「シン」
「シン・仮面ライダー」は出演者がとても豪華です。
「主要人物」・「サプライズ出演」・「実は…」の3点で解説します。
主要人物
主要な登場人物としては、主人公本郷猛演じる池松壮亮さんと、ヒロイン緑川ルリ子を演じる浜辺美波さん。
加えて、仮面ライダー二号の一文字隼人役には柄本佑さん、緑川博士役に塚本晋也さん。
また、SHOCKER側の人物として、ハチオーグに西野七瀬さん、チョウオーグに森山未來さんなどこれだけでもとても豪華ですよね。
でもそれだけじゃないんです。
「シン」シリーズファン涎ものの、サプライズキャスティングが👇
サプライズキャスト
政府関係者役として、竹野内豊さんと斎藤工さんというサプライズ演出までありました。
また、サソリオーグという、セクシーでクレイジーなキャラクターを長澤まさみさんが演じています。
お三方は、「シン・ゴジラ」と「シン・ウルトラマン」にも主要人物として出演しているので、何となく作品の関連性を彷彿とさせるものがありました。
たまらないサプライズ演出です。
さらにさらに、それだけじゃないんですよ!
まだまだ主演級の豪華なキャストが続きます👇
実はあの人も…
さらに、松坂桃李さん、安田顕さん、仲村トオルさん、手塚とおるさん、市川実日子さん、本郷奏多さんまでもが出演してるのです。
しかも結構チョイ役だし、特殊メイクで全然わからない役まで笑
松坂桃李さんは、ケイというロボットの役で声の出演。
安田顕さんは本郷猛の父を殺した犯人役。(一瞬でわからん)
仲村トオルさんは本郷猛の父。(一瞬でわからん)
手塚とおるさんはコウモリオーグ。(特殊メイクでわからん)
市川実日子さんはある人物の母役。(比較的わかりやすい)
本郷奏多さんはカメレオン&カマキリオーグ。(特殊メイクでわからん)
といった感じです。
もう、このキャストだけで何本の映画が撮れるんだという豪華っぷりですよね。
しかし、このそうそうたるキャストのほとんどが何と…👇
あえての棒読みが「シン」
「シン・仮面ライダー」では、キャストのほとんどが棒読みでセリフを話します。
小難しい単語を長々と無機質に話すパターンが多いのです。
これは、「シン・ゴジラ」や「シン・ウルトラマン」でも同じでした。
あまり感情を出さず、無表情に話すことで、くどさがなくなり、世界観や動きのシーンに集中しやすいという利点がありますね。
また、「シン・仮面ライダー」は、「シン・ゴジラ」「シン・ウルトラマン」と違って、人間サイズで話すSHOCKERの怪人たちが敵として現れますので、クレイジーさが際立って非常にいい演出に繋がっているように感じました。
アクションが「シン」
「シン・仮面ライダー」は、アクションシーンを堪能できます。
これまでの「シン・ウルトラマン」と「シン・ゴジラ」との一番大きな違いかもしれませんね。
血飛沫やメイク、爆発などの特殊効果ももちろん楽しいのですが、「仮面ライダー」といえばやっぱりアクション。
バイクや車のカーチェイスも、ライダーと怪人の戦闘シーンも見ごたえたっぷりですよ。
ライダーキックを大スクリーンで何度も見られるのは感慨深かったです。
特に注目したいのは、ハチオーグと仮面ライダーの戦闘シーン。
今のところ明言されていないので、はっきりとはわかりませんが、ほとんどのアクションはスタントが演じているはずです。
しかし、ハチオーグと仮面ライダーの戦闘シーンでは、一度マスクを外して闘うシーンが。
つまり、池松壮亮さんと西野七瀬さんのバトルが見られるのですよ。
しかも剣を使ったシーンです。
そしてそんなアクションシーンにさらに花を添えるのが…👇
BGMが「シン」
戦闘シーンのほとんどで、「レッツゴー!! ライダーキック」がBGMとして流れます。
これには思わずにっこり。
世代的に全く懐かしくはないのですが、なぜかテンションがあがっちゃいます。
また、エンドロールでは、「レッツゴー!! ライダーキック」に加えて往年のライダーソングが他にも数曲聴くことができますので、最後まで楽しむことができますよ!
メッセージが「シン」
「シン・仮面ライダー」のメッセージはとてもわかりやすいものでした。
まず、悪の組織SHOCKERは、
「Sustainable Hapiness Organization with Computational Knowledge Embedded Remodeling(持続可能な幸福を目指す愛の秘密結社)」
を略したものです。
絶望を克服することが真の幸福であるとし、SHOCKERの怪人たちは、それぞれが考える幸福観念にしたがって世界の征服や統一を目指しています。
その手段として、自分が考える「幸せ」を押し付け、多幸感の上書きをし、マインドコントロールを図るというわけですね。
それを阻止するのが本郷猛と緑川ルリ子。
『人生には辛いこともあるけれど、そこにムダなことは一つもない。
他人を変えるのではなく、自分を変えることで、理解しようとする。
それを実現するための「やさしさ」と「つよさ」を持つのだ。』
そんな信念を持って赤いマフラーをなびかせて闘う超カッコイイヒーロー。
それが仮面ライダーなのです!!!!
今日の映学
最後までお読みいただきありがとうございます!
「シン・仮面ライダー」の見どころを5つの観点に分けて説明しました。
「シン」シリーズの中では、最もわかりやすく、アクションやドラマを堪能しやすい物語で、非常にオススメです。
今後も「シン」シリーズが公開されますように。
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