Netflixの人気ドラマシリーズ『ストレンジャー・シングス』。
この作品には、80年代を中心としたポップカルチャーへのオマージュがたくさん詰まっています。
今回の記事では、シーズン1を観て私が発見した映画ネタをお伝えしようと思います。
どんな作品があるかな?ワクワク!
アキラ (ガンツ)
超能力を使う子どもを、幻覚剤や機器を使って覚醒させるというのは、『アキラ』に強い影響を受けていることが分かりますね。さらに、一人一人にナンバーが付けられているという点も同じですね。
また、能力を使った後に鼻血が出る表現は、青年コミック『ガンツ』でみられましたし、恐らく監督は大友克洋の『童夢』にも影響を受けていると思います。相当日本のアニメや漫画が好きなんでしょうね。
炎の少女チャーリー
少女が様々な超能力を使い、研究所から逃亡するという構成は、スティーブン・キング原作の映画『炎の少女チャーリー』によく似ています。
頭に電極を付けられるシーンもそっくり。
ヴィデオドローム・ポルターガイスト
ウィルが壁の中から母親にメッセージを送るシーンは、『ポルターガイスト』を思い起こさせます。
でもあのムニョーンと今にも飛び出してきそうな表現は、『ヴィデオドローム』にもそっくりでしたね。
『ストレンジャー・シングス』は特殊美術にもかなりこだわっているので、クローネンバーグやフーパーへの憧れがとても強いんだと思います。
2001年宇宙の旅
研究所から、ゲートへ侵入する時の防護服。
あれ、形も色も『2001年宇宙の旅』に出てくる宇宙服にそっくりなんですよね。
ダーティハリー
後半から活躍しだす警察署長。
それにともなって彼が銃を構えるシーンも増えてくるんですが、銃が結構でかいんですよ。
少し古いけど、『ダーティハリー』を意識したショットがあったように思います。
死霊のはらわた・JAWS・遊星からの物体X
主人公やその友人の部屋には、映画のポスターがたくさん貼られています。
私が確認できたのは『死霊のはらわた』『JAWS』『遊星からの物体X』の3作品。
『遊星からの物体X』に関しては、学校の先生が自宅でビデオを観るシーンもありました。
栄光の彼方に
ヒロインの彼氏が『栄光の彼方に』を観にいこうぜというシーンが。
ちょっと本作の中で浮いている作品なのは、このキャラクターがイケイケのタイプだからです。
スタンド・バイ・ミー・E.T・グーニーズ
この映画全体が『スタンド・バイ・ミー』を意識したジュブナイル的な作品なんですが、物語の中盤には線路まで登場します。
自転車で度々行動する点は、『E.T』を彷彿とさせます。また、子どもたちの友情や成長を描く様は『グーニーズ』も。
スター・ウォーズ
『スター・ウォーズ』は少年たちの特にお気に入りの作品で、作中で何度も言及されます。
敵のモンスターにスリングショットで対抗することに対して、
「そんなのR2D2対ダースベーダーじゃないか!」と言うセリフが特に好きです。
エイリアン
デモゴルゴンのデザインや、ホッパーがエイリアンのような生物を発見するシーンは『エイリアン』シリーズに影響を受けています。
今日の映学
最後までお読みいただきありがとうございます!
『ストレンジャー・シングス』に出てくる映画ネタ15作品を紹介しました。
きっと、まだまだあると思います。
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