スティーブ・ブシェミという男

お好きですか？　スティーブ・ブシェミ。

私は大好きな俳優です。

特徴的なルックスと、独特の演技。

コーエンやタランティーノ、ジャームッシュ作品の常連でもあり、彼が出てる映画には外れがない印象です。

スティーブ・ブシェミという男

スティーブ・ブシェミ（Steve Buscemi）はアメリカの俳優です。

1957年12月13日生まれで、身長は175㎝。

イタリア系の父親とアイルランド系の母親の間に生まれました。

出演作品は80本を越え、「90年代に最も仕事をした俳優」ランキングの4位に入ったほどなのです。

ティム・バートンやコーエン、ジム・ジャームッシュ、アダム・サンドラー、ロバート・ロドリゲス、マイケル・ベイら個性的な監督達の作品に数多く出演している点も特徴的ですね。

ブレイク前は、昼間は消防士、夜はスタンダップ・コメディの舞台に立っていたのだとか。

現在も消防士としての活動をボランティアで続けているそうです。

2001年9月1日のアメリカ同時多発テロ事件の際は、世界貿易センタービルの瓦礫の中、昔着ていた消防士の防火服を着て、救出作業するスティーブ・ブシェミの姿が目撃されています。

なぜ昔の防火服を着てる男がいるのか、疑問に思った消防士がヘルメットの中の顔を覗くとスティーヴ・ブシェミだったそうです。

また、人気コミック『ワンピース』のキャラクター「サンジ」のモデルはスティーブ・ブシェミだそうです。

サンジがいつもダーク系のスーツを着ているのは、『レザボア・ドッグス』のブシェミをイメージしているのかもしれませんね。　

初期のサンジと『レザボア・ドッグス』のブシェミは髪型も似ているような気がします。

『レザボア・ドッグス』

タランティーノ監督の『レザボア・ドッグス』。

『レザボア・ドッグス』のブシェミはなかなか印象的です。

ちょっとセクシーさも感じます。

やっぱりどっちかというと犯罪者の役の方が似合うんですよね笑

『ファーゴ』

続いてはコーエン監督の『ファーゴ』。

この作品でも強盗役を演じています。

ブシェミの相棒がめっちゃクレイジーなやつで、彼はというと今一つ振り切れない強盗の役ですね。

「変な顔の男よ」「とにかく変な顔だった」

と何度も「変な顔」呼ばわりされるのがめっちゃ面白いです。

　

『ゴーストワールド』

『ゴーストワールド』では、珍しくブシェミがモテます笑

加えてゴールデングローブ助演男優賞にノミネートもされています。

でも、レコード狂のめちゃくちゃオタクっぽい役なんで、そこがまた、彼らしい。

ナード感と、品の良さを両立させる。それがブシェミ。

『ビッグ・リボウスキ』

またまた、コーエン監督作品です。

本作のブシェミは、見た目は非常にかっこいい。でも、哀れ過ぎる役笑

三人寄ると、ほぼ間違いなくこういった役どころになってますよね。

両脇の二人がいかつい分、彼の繊細な魅力が引き立ちますね。

　

『ミステリー・トレイン』

最後はジャームッシュ監督作品、『ミステリー・トレイン』。

ジョー・ストラマーと共演している、非常に価値の高い作品です。

何となく、ブシェミと音楽って親和性が高いと思っています。『ゴーストワールド』然り。

そして、これまた、哀れな役です笑

今日の映学

最後までお読みいただきありがとうございます。

スティーブ・ブシェミの紹介と、オススメ作品を5つ紹介しました。

　

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