ベトナム戦争映画は、不正義を正直に語っている気がするから、好きだ。
ベトナム戦争を取り扱った映画や漫画作品を紹介します。
アメリカでは映画化されにくいんだよね。面白いのはあるのかな?
ところがどっこい!名作ばかりだよ!
はじめに
ベトナム戦争は、およそ1955年~1975年頃にベトナムで起こった戦争です。
共産主義・社会主義国家、ソ連と中国側の北ベトナムと、資本主義のアメリカ側の南ベトナムに分かれて争われました。
ほとんど代理戦争といえる戦争なのです。
核兵器こそ使われませんでしたが、人類史上最も残酷な戦争といっても過言ではありません。
そんなベトナム戦争ですが、映画作品はとても少ないんです。
なぜベトナム戦争の映画作品が少ないか
それは、アメリカの正義が疑わしい戦争だからです。
第2次世界大戦までの戦争では、アメリカは世界の警察、正義の大国としての行動意義が、まだありました。
しかし、ベトナム戦争は別。
何のための争いなのか、なぜ武装していないベトナムの人々が殺されなければならないのか。今一つわからない。
さらに、この頃にはテレビで映像も多く流れ、国民の反対運動も、かなり盛んでありました。
「本当に正義なのかな」そんな疑問がアメリカ国内、そして世界中で、懸念された戦争だったのです。
だから、アメリカとしては蓋をしたい。そんな背景があるわけですね。
映画化するなんて、もってのほかです。
もし製作するならば、かなり資金繰りに苦労することでしょう。
ベトナム戦争を題材にした作品
それでも、なお、ペンは、メガホンは強し。
疑問や情熱を投げかけた映画監督や漫画家たちの思いを是非ご覧いただきたい。
悲しいかな、以下で紹介する作品はどれもめちゃくちゃ面白いです。
ハンバーガー・ヒル
タイトル、ぞっとしませんか。
ハンバーガーの丘です。それだけ人が…。
疲労感の激しい映画です。
フォレストガンプ
ガンプの参加する戦争も、ベトナム戦争。
フォレストガンプは歴史の流れがよくわかりますよ。
フルメタルジャケット
奇才キューブリックが描くベトナム戦争。
必見です。
地獄の黙示録
「ゴッドファーザー」のコッポラ作品。
キツイですが、ドキドキします。スリルと背徳感がたまらない。
ディアハンター
デニーロの演技が光る作品です。
ベトナム戦争の帰還兵のお話。少し毛色が違います。戦争帰りも辛いんだぞっていう風味。
ロシアンルーレットのシーンは何度見てもいい。
ブラックジャック 魔王大尉
最後は漫画から。
手塚治虫のブラックジャック。
ブラックジャックには意外と核兵器や公害、戦争など、仁術を超えたメッセージがたくさん。中でもこちらはどストレート。
今日の映学
最後までお読みいただきありがとうございます!
戦争は知るのが辛いかもしれませんが、知ってると世界の見え方が変わります。
映画や漫画はあなたの世界を変えるトリガーとして、ちょうどよいのではないでしょうか。
戦場が少しキツイ人は、タクシードライバーもオススメですよ。
X(旧Twitter)はこちら
https://twitter.com/bit0tabi
Instagramはこちら
https://www.instagram.com/bit0tabi/
Facebookはこちら
https://www.facebook.com/bit0tabi/
noteはこちら
https://note.com/bit0tabi
コメント