「別れる決心」サスペンスとロマンスと寿司を楽しむ映画

映画史上最大の“美しくも残酷な結末”に向かって突き進む…。

映画「別れる決心」を鑑賞しました。

『オールド・ボーイ』『お嬢さん』などで世界中の観客を魅了し続けてきた巨匠パク・チャヌク監督の最新作は、サスペンスとロマンスが溶け合う珠玉のドラマ。

第75回カンヌ国際映画祭コンペティション部門では監督賞を受賞し、アカデミー賞国際長編映画賞部門の韓国代表に選出されました。

カンヌで監督賞ですよ。

パルムドールを受賞した『パラサイト　半地下の家族』の記憶も新しい今、これはもう期待大ですよね。

STORY：
男が山頂から転落死した事件を追う刑事ヘジュンと、被害者の妻ソレは捜査中に出会った。取り調べが進む中で、お互いの視線は交差し、それぞれの胸に言葉にならない感情が湧き上がってくる。いつしかヘジュンはソレに惹かれ、彼女もまたヘジュンに特別な想いを抱き始める。やがて捜査の糸口が見つかり、事件は解決したかに思えた。しかし、それは相手への想いと疑惑が渦巻く“愛の迷路”のはじまりだった・・・・・・。

映画公式サイトより引用

このキャストに注目！

何といっても再注目のキャストはヒロインを演じたタン・ウェイです。

中国の女優で、香港の市民権を得ています。

映画の中では、中国から密入国してきた過去をもつ役を演じています。

あんなに美しい人容疑者。

刑事の気持ちも分かりますね笑

　

禁断の〇〇を描く！

パク・チャヌク監督の映画は、禁断の〇〇をテーマにした作品が多いです。

「別れる決心」では刑事と容疑者の禁断の恋をテーマにしています。

男性刑事の揺れる気持ちと、果たしてそれを弄んでいるのか、本気なのかわからない、美しすぎる容疑者。

このドラマが何ともサスペンスフルですよ。

　

「別れる決心」はロマンス映画

しかし、私は今作をロマンス映画であるように思います。

事件の真相を探るのも面白いですが、それよりも、二人の男女の恋模様を追っていく方が面白いです。

サスペンス好きの人よりも、ラブストーリー好きの人にオススメしたい一本ですね。

笑いも多い

「別れる決心」はシリアスなストーリーですが、所々コミカルなシーンがあります。

このあたりはポン・ジュノ監督の作品に雰囲気が近いですね。

寿司の出前をとっちゃうシーンが特に面白いです。

必要以上に、寿司の撮り方が綺麗すぎます笑

　

今日の映学

最後までお読みいただきありがとうございます！

　

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