Netflixドラマ『Wednesday』はご覧になられましたか?
『アダムスファミリー』の長女ウェンズデーを主人公に、彼女が高校生に成長し、学校で起こる奇怪な出来事を描いた作品です。
ドラマの前半4話はあのティム・バートンが監督し、ゴールデングローブやエミー賞にノミネートされ、大変話題となった本作。
でも、何といってもウェンズデーを演じたジェナ・オルテガだよね!
彼女の演技には夢中になってしまいましたね。
今回の記事では、ジェナ・オルテガについて説明し、『Wednesday』の名シーンもお届けしようと思います。
ジェナ・オルテガ
本作で、アダムス家の父は見るからにラテン系って感じの外見でしたよね。元々原作の設定もお父さんはラテン系なんです。
お母さんは魔女の家系で、そのハーフがウェンズデー。
ウェンズデーの役は黒を基調にしたファッションで、青白い顔のメイクを施されているので分かりにくいんですが、ジェナ・オルテガもラティーノ系の血を引いています。父親はメキシコ系アメリカ人で、母親はメキシコ人とプエルトリコ人のミックスです。
本来はラテン系の褐色肌。
ラテン系の魅力的な容姿ですよね。
役者としてのキャリアは9歳からスタートしています。『アイアンマン3』の副大統領の娘役が初出演。
その後映画やドラマに出演を続け、ディズニーチャンネルのドラマシリーズ『ハーレーはド真ん中』(16~18)で主人公ハーレーを演じました。
現在は『スクリームシリーズ』や『X』など、ホラー映画や『ビートルジュースビートルジュース』など、活動の幅を広げています。
彼女の演技を一目見れば、それだけの人気を博していることはすぐにお分かりいただけると思います。
ちなみに、『Wednesday』の役作りのためには、実際に解剖を行ったことがあるそうで、ストイックさも兼ね備えていると。
ジェナ・オルテガは『Wednesday』の出演以来、Xのアカウントを削除しています。
12歳からはじめたものの、自分を卑猥に編集された画像を目にしたり、DMで男性器の画像が送られてきたりと、おぞましい体験を数多くしたそうです。
子役時代から続く役者人生の中で、メンタルをコントロールすることが近年の人気でさらに難しくなったそうですね。
許せないですねこういうの。
彼女について言及する際は、くれぐれもそのあたりに配慮していきたいものですね。
ちなみに『レオン』でマチルダを演じたナタリー・ポートマンや、『タクシードライバー』で10代の娼婦を演じたジョディ・フォスターも同じような悩みを抱えていますので、同様に手放しで可愛い可愛いというのは控えたいところ。
『Wednesday』名シーン ベスト5
それではここから、ジェナ・オルテガの演技が光る名シーンを5つご紹介します!
彼女が演じたウェンズデーは、とにかくいつもブスッとした無表情なんです。よほどのことがないと表情が変わりません。
そんな難しい役を、瞳や頬などのちょっとした動きで表現しているのが何ともすごいんですが、たま~にウェンズデーも感情が溢れ出てしまうことがあるんですよ。
ウェンズデーの冷静沈着で無情なキャラクターを楽しみながら、感情を露わにしてしまう瞬間にも期待している。これが本作の見どころの一つだったのかもしれません。
ここから先、ウェンズデーの感情や表情が大きく動いたり、クールな彼女らしさが前面に出ている名場面を5つ紹介します。
猫耳
初めは猫耳を付けさせられるシーンです。
おそらくこのドラマの中で初めてウェンズデーが恥だと感じることを強要させられるシーンです。
キラキラしたイーニッドとの絡みはいつも面白いんですが、このシーンは特に二人のギャップが強調されていて楽しいんですよ。
そして、信じられないくらい可愛いです。
ファッジの売り子
地域交流でテーマパークの売り子をするウェンズデー。
この時はですね、観光客向けにファッジというスポンジケーキの試食を勧めるんです。その為に普通は使われているものとか、由来みたいなものをポジティブに語ると思うんですけど、彼女はもちろんそんなことはしません。
このファッジケーキが、いかにこの施設と関係なく、愚かな土産であるか、これを淡々と語るんです。これは笑えますよ。僕だったら逆に買っちゃいます。
そもそもこの施設が、アメリカにやってきた白人が先住民を支配した歴史を語るようなところなんですよ。白人の都合のいいように解釈されてる感じの。ウェンズデーもそんなこと言ってます。
このシーンも、ラティーノ系ルーツの彼女じゃないと、演じにくかったでしょうね。説得力が増してます。
ダンス
最もバズったのがこのダンスシーンでしたね。私も観る前からこのシーンは知ってました。
表情を一切変えない激しくて滑稽、でもカッコいい。めちゃくちゃ印象に残ります。
ウェンズデーはそこいらの学生とは一味違う。そんな演出になってましたね。実際、このダンス以降、男たちの恋心は確信に変わります。
キスシーン
「あー!みんなのウェンズデーが~!」とやや悔しい気持ちにもなりましたが、このシーンも外せないでしょう。
徐々に人との接し方、向き合い方を知っていくウェンズデー。タイラーの思いと自身の気持ちにも向き合い初めます。
割と濃厚なキスシーンで、ウェンズデーの普段の素っ気なさとのギャップに驚きました。
ウェンズデースイッチが入っている中、これを色っぽく演じたジェナ・オルテガには拍手です。
とはいえ、終盤は、ウェンズデーが普通の人っぽくなっていくというか、割と瓦解していく雰囲気があるんですよね。1話から比べると非道さが抜けちゃっててやや物足りないっちゃ物足りないんです。
シーズン2でその辺が軌道修正されるといいな。
ハンドが刺された時
ウェンズデーの感情が最も動いた瞬間がここです。
初めこそ煙たがっていたものの、いつしか相棒のような存在になっていたハンド。
彼女が刺されてしまったことに激しく狼狽してしまうんです。加えて、この時は仲良しの叔父さんも来ていたもんだから、もう小さな子どもみたいな表情を見せるんですよね。
強く振舞っていても、そういうところは子どもだし、本当は優しい子なんだなと分かるシーンでした。
今日の映学
最後までお読みいただきありがとうございます!
Netflixドラマ『Wednesday』の名シーンやジェナ・オルテガの経歴について解説しました。
チャーミングさとクールさを兼ね備えた、とってもいい演技です。
シーズン2に備えて、もう一回観たいよね!
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