【ウィッチ】まるで魔術のような映画

ホラー映画

 



映画「ウィッチ」が4倍面白くなる解説記事です。

結論

・上白石萌音が宗教ホラーに出るようなもの

・七つの大罪を意識して観る

・ジャパホラでは難しい不気味さの理由

・自分なりの解釈を楽しむ

はじめに

「ウィッチ」は2015年のアメリカ映画です。

舞台は17世紀のニューイングランド。信仰の捉え方の相違から、村から追放されたキリスト教徒の家族。

群れから離れて暮らす彼らが、魔女の恐怖によって崩壊していく様を描いています。

今をときめく女優、アニャ・テイラー=ジョイが主演しています。

・上白石萌音が宗教ホラーに出るようなもの

画像1

めっちゃ暗く、怖く、宗教の描写が強いホラーの今作ですが、しっかり一流女優を起用しています。

日本でいうと、上白石萌音がガッツリ宗教ホラー出るような感じでしょうか。少しクセのある顔も、ちょっと似ていませんか?

・七つの大罪を意識して観る

「GLUTTONY(暴食)」「GREED(強欲)」「SLOTH(怠惰)」「LUST(肉欲)」「PRIDE(高慢)」「ENVY(嫉妬)」「WRATH(憤怒)」

を一家が犯してしまったから、魔女の災いに見舞われた。という見方をすると面白いです。

誰が何を犯したのか。

バターとドレスというキーワードを頭に入れてご鑑賞ください。

残る2つ、大トロです。これからの方も、観たことある方もぜひご覧ください!

・ジャパホラでは難しい不気味さの理由

ずばり、宗教観です。

今作は何といっても「キリスト教」「魔女」がキーワード。

日本で宗教といえば、神道や仏教でしょうか。「帝都物語」がいい線いってますが、不気味さでいうと今一つ。面白いですが。

キリスト教を信じるというスタンダードな文化と、どうしても現代とのミスマッチがあるからこそ、共感できて、不気味なのだと思います。

・自分なりの解釈を楽しむ

ウィッチは様々な考察ができるお話です。

私が書いた七つの大罪も、どちらかというとカトリックの方が強いカルチャーらしいですし、これといった答えはどこにもありません。

あれやこれや盛り上がってもらえる方が、作り手も嬉しいのではないでしょうか。私が映画監督だったらそうです笑

解釈は人それぞれでいいと岡田斗司夫さんもおっしゃっていました。

こういった、一見難解な映画はまさしくそれでいいと思います。自分なりの解釈を楽しみましょう!

最後までお読みいただきありがとうございます!

双子、黒山羊、リンゴ、タイトルのVVなど、気になることがてんこ盛りなのです!ラストナイトインソーホーでアニャにロックされた方はぜひご鑑賞ください。

Amazon Prime Videoで観ることができます。

 

 

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